はやぶさ2がリュウグウから採取した砂や石を入れたカプセルが、今日(2020年12月6日)の午前2時過ぎには大気圏を突入してオーストラリアに着地することが話題になっています。
この記事を書いている時間がまだ午前1時半くらいなので、まだオーストラリアには着地していません。
ですが、はやぶさ2が遂げた偉業とカプセルの中身のすごさや、今回のハヤブサの手柄は世界的に見ても本当にすごいことのようです。
そして、はやぶさ2の持ち帰ったカプセルの中身であるリュウグウで採取した砂や石の価値や、採取した意義についてもまとめました。
はやぶさ2のカプセルの中身のリュウグウとは?
VRChat内で行われてる天文仮想研究所のはやぶさ2帰還集会の夜の部
○カプセル地球帰還
12/6(日) 02:00~03:10
をちょっと覗いてきた。本当は最後まで見たいけど徹夜必須になってしまうので泣く泣く離脱。#はやぶさ2地球帰還 #天文仮想研究所 pic.twitter.com/0LlrzvbHsh— Seikoh Fukuma (@doku_f) December 5, 2020
深夜でも小惑星探査機はやぶさ2の歴史的な偉業に対する注目はかなりの熱量を帯びています。
それもそのはずで、あと数分~小一時間でやはぶさ2の採取したカプセルの中身であるリュウグウの砂や石が地球上のオーストラリアに到着するのです。
なので、宇宙に興味を持つ人の間ではかなりの盛り上がりを見せています。
そこで、はやぶさ2のカプセルの中身であるリュウグウとは何なのかについてもお伝えさせていただきます。
はやぶさ2の到着したリュウグウとはどんな星なのか?
宇宙航空研究開発機構の探査機はやぶさ2が採取した小惑星リュウグウの砂が入ったとみられるカプセルが探査機本体からの分離に成功し、大気圏に突入しオーストラリア南部に着地すること。JAXA相模原キャンパスでカプセルが地球に帰還する模様を実況している今、歴史的瞬間に立ちあっていると感じている pic.twitter.com/C3GqHtOEl1
— Mit Katsu/ミトカツ (@mitkatsudesu) December 5, 2020
はやぶさ2が到着したリュウグウとは小惑星のことです。
小惑星とは、火星軌道と木製軌道の間に帯状に分布しています。
そして、その帯状の中には90万以上の小惑星が発見されています。
ちなみに、小惑星は地球や太陽のような丸い形をしていないので、ひし形とかマックチキンのような形の星の形で、むしろ丸くないことが研究の価値につながっているのです。
リュウグウはなぜ探査する意義があるのか?
太陽を中心とする地球や月や火星に木製などの惑星は丸みを帯びていますよね。
この丸みを帯びた惑星というのは、様々な塵(チリ)やガスが溶けて集まって固まったものなので、最初の星の成分や状態がわからないのです。
一方で小惑星の方は、太陽系の惑星のような様々な混ざりものによって出来た星とは違い、最初の状態を何千万年も何億年も維持している純粋な物質の塊と言われています。
そのため小惑星を調べることができれば、太陽系の初期の様子を探ることができるそうです。
このリュウグウという小惑星から持ち帰られた砂や石などの資料には地球外における生命誕生の謎を解明するヒントも含まれていると言われる理由は、そのような事情があるからのようですね。
はやぶさ2が採取したリュウグウの砂や石の価値は?
カプセルの大気圏突入まであと15分ほど。
はやぶさ2は、大気圏で輝くカプセルの撮影に挑戦します📸ぜひ見てみたい。 pic.twitter.com/dHGeEFtTKw— 朝日新聞デジタル天文部 (@asahi_tenmon) December 5, 2020
もうすぐはやぶさ2のカプセルが地球に到着するようです!
ここでは、はやぶさ2のカプセルの中身であるリュウグウで採取された砂や石の価値を紹介させていただきます。
2003年に地球を出発したはやぶさ(1)は小惑星いとかわを探査して、その砂粒を採取して地球に持ちけることがミッションでした。
このはやぶさ1号も相当な困難の末に2010年に地球に帰還し、燃え尽きながら地球に帰ってきた姿には多くの人が感動しましたよね。
大気圏から花火のように燃え尽きていく様子が上記の動画10分55秒くらいから見ることができます。
このはやぶさ1号が採取した対象の惑星いとかわは、岩石質のS型小惑星と呼ばれ、地球の周りに多いタイプの小惑星でした。
しかし今回のはやぶさ2の採取した対象の惑星のリュウグウは炭素質のC型小惑星で、水や有機物が含まれている可能性があることから、いとかわとは違う価値を持っています。
もしもリュウグウという小惑星の砂つぶや小石を持ち帰ることができたら、水や有機物の起源を知ることができるのです。
そのため、生命の起源に迫ることのできるヒントになる可能性が期待されています。
このことからはやぶさ2の採取したリュウグウの砂や小石の価値は何億円などでは表現できない価値があり、日本のトップクラスの宇宙工学のエリートたちの何年もの努力や磨き続けた研究に対する知識などの集大成ということで、金額には換算できないほどのとてつもない価値があると考えられます。
はやぶさ2のカプセルの中身とリュウグウのまとめ
はやぶさ2のカプセル火球確認! pic.twitter.com/HrGbAQmNXs
— N͓̽o͓̽n͓̽s͓̽e͓̽n͓̽s͓̽e͓̽🗼 (@eikei_h5) December 5, 2020
記事も書き終える頃には、はやぶさ2のカプセルが大気圏を突入して火球となって地球に帰ってきたようです!
はやぶさ2本体はさらなる目的地への旅を続けるようですが、次の目的地までは11年かかると言われています。
とは言え、惑星のような重力もない小惑星であるリュウグウに着陸するというだけでも偉業なのに、サンプルを持ち帰ってくれたはやぶさ2の働きは日本の技術の最高峰です。
まだどれほどリュウグウから砂や小石が採取されたかは不明ですが、100mg採取出来ていたとしたら、世界中の科学者が分析することも可能といわれています。
今後の宇宙の生命への研究に大きな資料をもたらしてくれたはやぶさ2の偉業には、本当に励みになる明るいニュースになったと感じました。
今回の記事もお読みくださりありがとうございました。
あと、今回の記事の内容で大きな参考にさせていただいた動画も紹介させてください。
はやぶさ2の功績を調べるにあたり、とても分かりやすく理解できる内容だったので、もしもお時間があり、はやぶさ2の帰還に関する情報を手軽に理解してみたいと思われましたら、ぜひご視聴してみてください。
他にもおすすめの記事がありますので、よろしくお願いします
⇒裏アカウント特定サービスの価格は?利用するメリットとコストを調査
⇒闇バイトの求人が東京都内で激増!逮捕のリスクや信用を確実に失う訳
⇒ファスト映画とは?ネタバレYouTuberで炎上も賛否両論の声を調査