スガーリンという造語が密かに知名度を高めているそうです。
菅政権が誕生したばかりの頃は、世間ではまだ菅総理のことを親しみを込めてガースーと呼ばれたりもしていたことは記憶に新しいのではないでしょうか。
さらに、先日(2020年12月11日)のニコニコ生放送でも菅義偉首相ご自身で、
「みなさん、こんにちは。ガースーです」
という挨拶をしてしまったことで、様々なメディアや、SNS上で無神経の極みなどの酷評を受ける事になったのは気の毒でした。
これも、世間の空気感を完全に読み間違えたゆえの痛手と思われます。
そして、最近ではスガーリンという呼称も一部のメディアでは取り上げられるようになり、こちらも実はポジティブな意味合いではなく、菅首相に対する批判の意味が含まれたニックネームです。
今回の記事では、そんなスガーリンとはどのような意味で、菅首相のニックネームの由来や、他にもあったニックネーム候補などから支持率の低下を招いている菅義偉首相の現状をまとめました。
目次
スガーリンとは?どのような経緯で生まれたのか?
残念ながら今年の流行語大賞ランクインに間に合わなかった「#スガーリン」by 毎日新聞のご紹介です。 pic.twitter.com/4Q5y3xqRx9
— buzzhead (@buzzzz1970) December 24, 2020
スガーリンとは?
一体どのような意味あいなのかを調べてみると、今日(2020年12月24日)の毎日新聞による有料記事から世間で認知され始めたようです。
ただ、世間へのスガーリンという言葉の認知を広めたのは毎日新聞ですが、実は10月の上旬あたりにはすでに、菅総理のニックネームの候補としてスガーリンは挙がっていました。
スガーリンというニックネームの意味合いとしては、ソ連の権力者であったスターリンを意識した皮肉めいた呼称です。
スターリンと言えば、学生時代の教科書にもかなり高い確率で紹介されるほど、歴史の授業でもお馴染みの強権的な姿勢を貫いた人物として有名ではないでしょうか。
このスガーリンは僕ら国民が菅義偉総理に対する皮肉で呼んでいたのではなく、実際のところは、自民党のベテラン議員による陰口のような意味合いを持っています。
菅総理の気に入らない役人などは次々にクビにしてきたという強権的で独裁的な一面を知っている人達による呼び方なので、国民から見える菅義偉首相の姿とは違うのかもしれませんね。
スガーリンという菅首相のニックネームの理由は?
#正義のミカタ
スガーリンはもうだめだな pic.twitter.com/oHoDy6PLho— saga (@daiben17) December 19, 2020
スガーリンという菅義偉首相のニックネームの理由としては、当初近年まれに見る政権発足時からの高い支持率を誇り、多くの国民から期待されていたにも関わらず、その期待に応えてくれていないという国民感情のトゲの集合体としての呼称ではないかと考えられます。
上記のTwitterの引用などは、スガーリンという呼称はどのような角度から受け止めてもネガティブな感情しか見えませんし、流行り病による感染症対策として国民に4名以上の会食を控えるよう声明を出した直後に菅首相ご本人が破ってしまったことによる皮肉です。
平民宰相と呼ばれたり、パンケーキおじさんと言う可愛らしいニックネームなど、菅義偉首相には政権発足時にはポジティブな呼称が多かったのに、政権支持率の低下とともに、今後もまた新しい菅首相へのネガティブなニックネームは増える可能性が高いですね。
スガーリンの他にも菅首相のニックネームの候補は?
毎日新聞の垢が
「ガースー」の愛称で呼ばれた菅義偉首相は最近、役所やネット上で「スガーリン」とも呼ばれています。
とツイートhttps://t.co/Sy3eg7Dj7D
早速、「毎日新聞変態記事報道」や「大淀病院事件の誤報問題」を突っ込まれてて草。世論調査は世論操作、の毎日新聞https://t.co/nT1hcxDEru pic.twitter.com/WldzK9RtH4
— @camomillem0703 (@camomillem0703) December 24, 2020
スガーリンの他にも菅義偉首相に対するネガティブニックネームは様々なサイトでのコメントに登場しているので、今後知名度が高まりそうな呼称をいくつか紹介させていただきます。
エントリーナンバー1
スダレハゲ
あまりにも無慈悲過ぎる菅首相に対する言葉の暴力に、時間が巻き戻ったら放課後の学級会で、このニックネームをつけた人物にはお説教タイムの可能性がありそうです。
菅総理はかなりの苦学の末に政治家になったり、政治家になった後も様々なご心痛もあるため頭髪が若干バーコード状になっていても、その点を指摘しない優しさが必要かなって思います。
エントリーナンバー2
パンケーキ(マスコミ懐柔)おじさん
菅首相に対するポジティブなニックネームだったパンケーキおじさんという呼称に()の中に皮肉めいた一言を添えることで、見事にネガティブニックネームに変わっています。
たしか、菅首相は、どこかのインタビューで、パンケーキを食べている時間が一番幸せだというアピールをすることで、どことなく庶民感覚と愛着の両方を演出していましたが、それもマスコミによる懐柔だったんだろうという、穿った見方から生まれた呼称です。
エントリーナンバー3
秋田のばかはげ
これも単純な悪口というか、菅首相のご出身が東北の秋田県であることに関連付けているようですが、かなりパンチ力が弱く、菅首相っぽさが無いのが残念ですね。
スガーリンと菅首相のニックネームのまとめ
スガーリンというニックネームは菅首相に対する国民の心離れの現れの1つなのかもしれません。
もともと、菅首相はライバルに対して強権的な姿勢を貫いて今の立場まで登りつめたとも噂されるほど、多くの政敵や役人をクビや左遷などの強硬手段によって自分のポジションを盤石にしてきたという、かなり厳しい一面があることでも有名です。
そして、スガーリンというニックネームが知名度を上げた理由として、同じ自民党のベテラン議員からも菅首相の強権的な姿勢に対しての陰口なので、もしかしたら党内からも協力者が減っているのかもしれません。
菅政権の発足当時とは違い、世間の菅首相に対するポジティブなイメージよりも、今はgotoキャンペーンの中止のタイミングなどによってネガティブな印象へと、オセロのようにパタパタと支持率と不支持率が入れ替わっているようにも見えます。
若干、菅首相にもお疲れが溜まっているようにも見えますし、強権的な姿勢からgotoキャンペーンの一時停止に対する判断の遅さなどにより、今後も厳しい政権運営が待っていることは間違いないでしょう。
ですが、支持率が40%に下がったと行っても、まだまだ菅総理に期待する声も多いため、ぜひ今後の政権運営にも尽力していただきたいと思います。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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